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「安達太良山」
2013-02-24 Sun 13:47
2013.02.15 - 2013.02.16

「くろがね小屋」の存在を知って、どうしても行きたくて、行きたくて。w

木造の小屋、だるまストーブ、ランプ、温泉・・・・。( ̄▽ ̄)

小屋の暖かそうな見た目に、絶対に行ってみたいという気持ちが抑えられず
毎日、天気をずーっと監視していたのだが、土日の天気が晴れの予報になることがない。w

小屋の兄さんによると、安達太良は晴れることがほとんどなく、
晴れればラッキーで、その場合の眺めは抜群に良いそうだ。

だがしかし、天気が・・・orz


小屋の予約状況を確認すると、土曜は混雑することが多いようだったので
土曜は避けた方がいいか・・・。

じゃぁ金曜に有休を充てて、木曜の深夜に福島へ向かう事にすれば。w



3日前に小屋に電話を入れて予約。
当日の予約人数を確認するとその時点で3名とのことだったが
駆け込みで予約された方もいたようで当日は私を含めて6名になってました。


久々の東北自動車道。
東北自動車道を走ったのは 2012.05 に日光白根山へ向かった時以来。


平日の深夜とあってトラックが多い。


やっぱり福島は遠いわ。ガソリンが半分以上無くなっていやがる。w

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二本松ICで高速を降りて、岳温泉方面へ向かい、そこから「あだたら高原スキー場」へ。

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所々路面が凍結してるが、難なくスキー場の駐車場へ到着。

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夜空に☆が出ていたので好天に期待。(^0^)

日の出までは時間があって少し寝られそうだったのでシートを倒して仮眠。



(*´0)ゞoO

寒くて目覚しアラームより先に目が覚める。
辺りを見回すと、真っ白で、空は期待外れのライトグレー。

目覚めたときは雪は降っていなかったが、準備をしている最中に小雪が舞いだした。w

当初からくろがね小屋を回って頂上へ向かう予定だったのでゴンドラに乗るつもりはなかったが
頂上の状況を知るためにもゴンドラの運行状況を確認。( ̄▽ ̄)
8時半から9時までの試運転後に正常運行すると聞いて、そろそろ出発するかぁと気合を入れる。w

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安達太良山登山口の標柱はゴンドラ乗り場寄りに立っているが、
くろがね小屋へ向かう登山道はスキー場コース右手にある
「あだたら渓谷自然遊歩道」側から上るのがベストのようだ。

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しっかりしたトレースが付いていたので、アイゼンとスノーシューは背負ったままで上り始める。

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風は無く、小雪がチラチラで景色はモノトーン。
白と青の景色が見られないのが残念だなぁ・・・。( ̄ー ̄;)

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ちょっと進むと樹林帯へ突入。徐々に斜面の傾斜がきつくなってきたのでスノーシューを装着。

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リフターを上げたんで一寸は登り易くなったぞぉ。w


傾斜がかなり緩やかな広めの広場を進んでいるとトレースが無いことに気が付く。w

GPSを確認すると夏山のルートからちょっと左に逸れているが、
方向的に問題なく障害物もないようなのでそのまま進むことにする。

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進行方向に対して左手の雪景色の中に、滑らかな曲線の稜線を持つ篭山が薄らと見える。

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ただただモノトーンの世界を進む。

途中でトレースが薄くなっていたが、
GPSでの位置確認をしながら、斜面で横滑りしながら(w)
只管、小雪の降るなか足を前に運ぶ。

赤旗を発見。遠くにくろがね小屋が見える。
けど竹で示された×。通るな!と言わんばかりのマーキングだ。

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ちょいと進んでみるが、特に足場が悪いわけでもなく、
整地されているので進行方向に対して斜めの斜面をスノーシューで進むよりはずーっとマシである。

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何とか、くろがね小屋に到着。

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小屋には親子の先客が2名一組。

この二人は泊り客ではないが楽しい親子で、ゴンドラ側から頂上を経由して、
この小屋にカップラーメンを食べに来たと言って笑っていた。w

落ち着いて座っている私が本日の宿泊者だとわかったようで受付をお願いされて
用紙に必要事項を記載してお代を払う。対応して下さったのは小屋番の佐藤さんという方だ。
佐藤さんは腰が低く優しい方で、こちらが恐縮してしまう感じ。
「分からないことがあれば何でも言って下さい。」と言われてホッとする。

受付を済ませたあと、部屋にザックを置いて、持参した昼飯を1階で食べることにする。

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自分でお湯を沸かしてカップ麺を作って、持ってきたおにぎりで腹を満たす。

それにしても面白い造りの小屋で、部屋がいくつかに分かれていて、
梯子が付いたりしていて子供達が好きそうな造りだ。

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腹が満たされて動くのが億劫になってきた。w
けど、ゆっくりしていたら頂上まで行く時間が無くなる・・・。

外の景色を眺めていたら、もう一人の小屋の方が食材などの荷物を背負ってスキーで現れた。
それが伊藤さんで、ユーモアがあり楽しい方。

これから頂上に行ってこようと思っていることを告げると、
遭難したら困るからとお菓子とチョコをくれた。w

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伊藤さんの話だと、安達太良にしては今日は風が無い、と。
おまけに、明日はどうなるか分からないなぁ~、なんて聞かされると
今日のうちに行っておいた方が良いかなという気になる。w

出発しようと出口でスノーシューを履いていると
本日の宿泊者2名がちょうどゴンドラ方面から下りてきた。

伊藤さんと同じく、今日は小雪程度で風もなく良い、という事を言っていた。
同じように明日の天気はどうなるか分からない、とも。
あとで小屋に戻ってから聞いた話だと、話をした方は地元の方で、
その地元の方でも天気の良い日に安達太良山へ来られたのは数回しかなかった、と。
会社を定年になってから天気が良いのをチェックして来るようにしているとも言っていた。

ずーっとWEBで天気を確認して、好天するのを待っていた私は・・・○| ̄|_

その地元の方は、頂上までの状況を教えてくれて、
安達太良は意外にも道迷いが多いから気を付けた方が良いとも忠告してくれた。


現状の体力と距離と視界、道迷い、急な天候の悪化という最悪な条件を考慮して
1時間半をリミットとして頂上まで行くことにする。
その時間を超えたら、頂上に達していても、達していなくても戻って来よう、と決めて出発。


あぁ・・・真っ白。( ̄▽ ̄;)

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旗の付いていない細い竹が目印で立っているが、エビが付いていて白く見づらくなっている。
戻るときのために、ストックでエビを叩き落として先を急ぐ。


峰の辻に到着。

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スノーシューを履いて斜面を横切るようにして歩くのは疲れるわ。( ̄▽ ̄;)

視界が悪く、初めてということもあって、白い景色の中に浮かび上がる黒い岩のどれが
頂上のそれかが分からない。w

リミット5分前に尾根に到着。

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ピークは「安達太良山頂」と書かれた丸太の標柱の後ろにある岩の集まりの先端にある。

右に回ってみるとアイゼンの跡を見つかったので、そこから上ることにしたのだが、
これがMSRのライトニングアクシスをもってしても滑り落ちる。w

アイスバーンに軽い雪が積もっていて思ったようにスノーシューのクランポンが刺さらない。
小屋にアイゼンを置いてきたことを後悔。( ̄ー ̄;)

ほら、この位置から3、4mのところにピークの標柱があるのに・・・

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ドラマなら3回目でクリアできそうなのに、3回滑落して断念。
(ToT)

ちょっと引いた位置から見ると、黒い標柱らしきものが見える。w

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諦めて「安達太良山頂」と書かれた丸太の標柱を抱えて記念撮影をした。
安達太良山の標高は 1700m らしいけど、多分あの岩の上がそうなんだろうなぁ・・・(TへT)
数メートルしか違わないさ!と負け惜しみ。w

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今思えば、左にあった大きな岩を伝って上がれば、意外にスムーズに上れたのかもしれない。
3回ずり落ちて、予定のリミット時間を15分もオーバーしていたから焦ってたんだなぁ・・・。

さぁ、小屋にさっさと戻らないと小屋の方に迷惑が掛かってしまうぞ。

振り返れば真っ白。w
こりゃぁ、位置確認できる物も持たないでホワイトアウトしたらアウトだなぁ・・・

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この時点でも風は無く、小雪が舞っている状況は変わらない。いや、少し雪の量が減った?

上ってくるときにエビを叩き落としてきた竹を探しながら来た道を戻る。


優しい山容の篭山 1,548m

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下りはスノーシューを上手く滑らせてサッサと下ります。w

40分くらいで小屋に到着。

雪を落として小屋に入ると、宿泊予定の5名がそれぞれに楽しんでいる。


旦那が出張中で一人で山に来た単独女性1名、
50代後半で小学校から高校まで同じ学校で現在も一緒に山登りを楽しんでいるという幼馴染み男性2人組、
もう一組は、二人とも地元の方だが一人は定年を迎え地元に、
もう一人は定年前で今は中国に駐在中で旧正月で帰ってきたという男性2人組。

私を含めて4パーティーの計6名。

二組の男性は、それぞれに酒を飲み楽しんでいて、良い具合に出来上がっている。w

私も酒を飲みたかったので、風呂の準備をしてさっさと風呂に向かう。
男湯と女湯が別々にあって、その日は女性の宿泊客が1名だったので独り占めできる訳ですね。
羨ましい限り。けど男性側も人数が少ないので全員で入らなければ問題無しです。w

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Σ( ̄o ̄ ) ん?外が青ぃ!?晴れ間!?
と窓を開けると、あおぞら~♪ヾ(^0^)〃

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しばし湯船に浸かりながら青空と白い雪のコントラストを楽しむ。
良いねぇ~、やっぱこうじゃないとねぇ~。w
風呂に入りながらこの景色、湯の花が舞う濁りのある湯、温まる、最高だぁ。

風呂から上がって、家から持ってきたビーフジャーキーでパック酒を。

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と、撮った写真を見ながら、酒をストローでちゅ~ちゅ~飲んでいると
皆で一緒に飲もうという事になり、持っている物を持ち寄って山の話に花が咲く。w


晩御飯はカレー。名物カレーのようでお代りもできて満腹。

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さぁ二次会。www
小屋の佐藤さんも交えて飲む。伊藤さんは飲まない?飲めない?
地元のお酒まで出てきて、コーヒーでも飲もうと持ってきたカップで私もお酒を御馳走してもらう。
皆でこんなに盛り上がるなら、私ももっと持って来たのになぁ~。

熊に遭遇した時の対処法、小屋で起こったこと、除染、山での生活など
普段聞けない話が聞けて、消灯までの時間が短い、短い。w

温まるこの雰囲気がたまらなく心地良い。

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初めは静かだった風が次第に音を立てるようになっていて
明かりが落とされた小屋は、次第にカタカタと音を立てるようになってきた。
心地良い疲れと適量のアルコールは、マットレスと毛布の中で横になっている私を
9時過ぎには眠りに落としてくれた。


深夜トイレに起きて、外は風が強くなってきたんだなぁ・・・・
下山できなかったら洒落にならないなぁ・・・
なんて少し不安に思いながらも、また寝床に潜り込む。w


明朝は、雪あーんど風で、伊藤さん曰く「安達太良らしい天気」とのこと。w

寒そうだぁ。( ̄▽ ̄;)

朝食を頂いてからそれぞれに準備。

私は、天気が良ければ下山後に磐梯山・・・と思っていたのだがこの天気じゃ・・・と
下りてラーメンでも食べられれば良いや、と簡単に諦めてしまっている状態。w

50代後半の幼馴染コンビは、今回の山行ではピークに行ってなかったので
雪は降っているが行ける所まで行ってみると、小屋に荷物を置いてピークへ。

地元組は、前日にゴンドラ回りでピークには行っているので、
中国から一時帰国してる相方が翌日成田に行くのでサッサと下りると。
地元組の予想では、風の状況からゴンドラは運休だなぁ、と。

単独女性はゴンドラ回りでスノボで滑走するつもりだったようだが
ボードを背負って素直に下りることにしたようだ。

楽しい一泊でした。今回の登山客と御一緒できた事、そして小屋の方達に感謝です。
<(_ _)>

8時ちょい過ぎ、雪が斜めに降るなか、各々のタイミングで小屋を後にする。

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雪が積もってフカフカで、運の良いことに追い風だ。(^0^)

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上って来られる方達と挨拶を交わしながら、無事に駐車場に到着。( ̄▽ ̄)
帰りはサクサクと下りてこられた。
ちょうどゴンドラ乗り場の近くを通った時、ゴンドラ運休の放送を耳にする。
さすが、あの地元組の言う通りだったわ。w


小屋に貼られていた寄書の言葉が印象的だった。

『山を想えば人恋し、人を思えば山恋し』

私もそういうときが多々ある。

あだたら高原スキー場の駐車場からピーク往復 約12.5kmの山行。


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【お役立ち情報】
・安達太良山定点観測(ライブカメラ)
・福島県・磐梯朝日国立公園 あだたら高原(あだたら山ライブカメラ)
・福島県観光物産交流協会 総務部 くろがね小屋
・“福島県二本松市永田(長坂国有林)”の天気(weathernews Pinpoint天気検索より)
・安達太良山(Wikipedia)
・あだたら高原スキー場
・ROAD郡山
・Wikipedia(安達太良山)
・tenki.jp(安達太良山)



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