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「八ヶ岳(赤岳)」
2012-06-14 Thu 23:31
2012.04.GW

蓼科山 (2,530m)に登ったあと、
北八ヶ岳の一つに登ったんだから
南八ヶ岳だって登っておかないと、
と思ってしまった。(笑)

ちなみに北、南を構成している山々は
以下(Wikipediaより)。

【北八ヶ岳】
  箕冠山  (2,590m)
  根石岳  (2,603m)
  天狗岳  (2,646m)
  中山   (2,496m)
  丸山   (2,330m)
  茶臼山  (2,384m)
  縞枯山  (2,403m)
  雨池山  (2,325m)
  三ツ岳  (2,360m)
  北横岳  (2,480m)
  大岳   (2,381m)
  双子山  (2,224m)
  蓼科山  (2,530m)
  八子ヶ峰 (1,833m)

【南八ヶ岳】
  編笠山  (2,524m)
  西岳   (2,398m)
  権現岳  (2,715m)
  赤岳   (2,899m)
  中岳   (2,700m)
  阿弥陀岳 (2,805m)
  横岳   (2,829m)
  峰の松目 (2,567m)
  硫黄岳  (2,760m)

南八ヶ岳は、赤岳が最高峰で、
赤岳が八ヶ岳の総称ともなる様なので、
赤岳に決めた!

安易だぁ。(笑)

けど、調べれば調べるほど、
舐めてかかれない山であることを知らされる。
頭に浮かぶのは『絶景』という文字の前に
『滑落』という文字。w

毎年、何人かが落ちていると
いうじゃないですか・・・( ̄ー ̄;)

ということで、不慮の事故に遭わない様に
荷物とルートをよーく考える。

GPS・・・南沢では迷い道が多いそうだが、
      これを持っていれば迷い道になることは略ない。
      一応、マップは持参。

アイゼン・・・凍結面が多々あるとのことで必須。

ピッケル・・・私はあの長さが中途半端で嫌いだ。w
       70cmだったとしても、ピッケルを突くために
       低姿勢を維持しなければならないのは辛く、
       それなら愛用の伸縮可能なストックを持って行った方が良い。
       一歩を踏み出す先が抜けないかも確認できるしね。

ヘッドランプ・・・日帰りの予定だが、万一に備えて持参。

水・・・途中の水場でも補給できるが、標高2500mを超えているので
    私の目安として1[L]を持参。

えさ・・・山小屋が営業しているので現金は持参。
     腹に貯まるものでなくても良いから何か持参。
     ということで柿の種。(笑)

先ず起点を何処にするか・・・。

美濃戸口がオーソドックスらしい。
美濃戸口から先に「やまのこ村」や
「赤岳山荘」にも駐車場があるようだ。
けど美濃戸口より先は、車高の低い車は
難となっている・・・。
「美濃戸口~やまのこ村」からの往復を
考えると、美濃戸口の先にある駐車場に
停めることが望ましい。

車高が低い車は難・・・・

前夜にチェックするしかないか。(笑)

さてルート。

やまのこ村 ~[南沢]~ 行者小屋 ~[文三郎尾根]~ 赤岳山頂

このピストンか、赤岳山頂から地蔵尾根を
回って行者小屋へ戻ってくる以下のルートか。

やまのこ村 ~[南沢]~ 行者小屋 ~[文三郎尾根]~ 赤岳山頂
~ 赤岳頂上小屋 ~ 赤岳展望荘 ~ 地蔵の頭 ~[地蔵尾根]~ 行者小屋 ~[南沢]~ やまのこ村

戻りのルートを横岳、硫黄岳、赤岳鉱泉を
回ったルートとしても良いのだが、
『滑落』の文字が頭に浮かんで気が引ける。(笑)
赤岳までの状況を見てピストンか、
地蔵尾根経由で戻るかを決めることにする。

天気は前日まで確認していたので、
大きな天候の崩れが無い事を祈るのみ。w




前夜、圏央道、中央自動車道と
高速を乗り継いで小淵沢ICで下りる。

八ヶ岳高原ラインを北上して美濃戸口の
『八ヶ岳山荘』に到着。
こちらの駐車場にも数台停まっていて、
テントを張っている者もいる。

ここで車が一台通れる道幅の登山道へ
左折(美濃戸、硫黄岳、赤岳)方面へ。

※画像は帰りに撮ったもの。
DSCN2190.jpg

またまた分岐に到着して
「美濃戸、赤岳、硫黄岳」方面へ。

※画像は帰りに撮ったもの。
DSCN2188.jpg

「車高が低い車は・・・」と分かっていたので
ゆ~っくり進む。w

うぅ・・・( ̄▽ ̄;)

大きめの石が転がっていたり、
路面が凸凹になっていて、
予め聞いていた通りに道が荒れている。
普通の走りなら完璧に車の底を擦るので
上手くかわしながら前へ、前へ。w
深夜に神経を尖らせただけあって、
ゴリッと聞こえたのは2回だけ。ww
「やまのこ村」の駐車場に辿り着き、
意外に車高低めの我が愛車でも
来られるじゃないかぁ、と満足。(笑)

駐車場には車が数台停まっているが、
車内に人がいるんだか、いないんだか分りゃしない。

朝になって駐車場代を払えば良いかと、
缶ビールをカッ喰らってシュラフに入る。




(*´0)ゞoO

目覚めると爽やかな晴天が広がっている。
ヾ(^0^)〃

数台の車から準備している人がちらほら。

DSCN2074.jpg

やまのこ村にトイレを借りに行く。
チップ制なので100円をチャリンッ!

駐車場代1000円を支払って、
ダッシュボードの上に駐車券を貰う。

さぁ、準備だ!準備だ!

そう寒くはないのだが、
頂上が冷えているかもしれないので
軽装とはいかないか~。
スパッツとアイゼンはザックに入れ、
ポールも縮めてザックに付ける。

GARMINの電源を入れて、いざ出発。ヾ(^0^)〃

赤岳山荘の方が気持ちいい挨拶をしてくれる。
ここまでは誰でも車で入って来られるようだが
ここから美濃戸山荘までは、美濃戸山荘へ
宿泊する方以外は立ち入り禁止らしい。

DSCN2080.jpg

美濃戸山荘の直ぐ先に「北沢」、「南沢」への分岐がある。

DSCN2081.jpg

DSCN2082.jpg

予定通り「南沢」へ向かう。

登り始めは殆ど雪が無い状態。

前を行く一人の年配の女性に出会う。

話を聞くと、行者小屋へ一泊して、
その後赤岳展望荘へ泊りに行くと言うではないか。

Σ( ̄o ̄;)

お年を召しているようなので、
大丈夫なんだろうか・・・と思っていると
気を付けて下さいねと声を掛けられて、
そちらこそ気を付けて、と思ったりする。w
( ̄▽ ̄;)

暫く進むと凍結面が増えてきた。

先行者2名はアイゼンを填めていない。
ポールを使いながら、壺足もできない
凍結面を進んでいる。( ̄ー ̄;)

流石に危険になってきたのと、
足元が不安定で余計な時間が
掛かるようになってきたので
私はアイゼンを装着させて頂きます。w


面白いものを見つける。

DSCN2088.jpg

普通なら尖った方が下を向けて氷柱が
ぶら下るのだが、尖った方が上を向いた
氷柱がなんとも綺麗で。w

DSCN2089.jpg

凍結面にアイゼンを立ててザクザクと音を楽しみながら進む。
いいねぇ、この感触~♪。

何度か沢を渡っていると綺麗な紋様を見つける。

DSCN2094.jpg

DSCN2095.jpg

樹林帯を抜けると凍結面ではなく、スカスカの雪。
下手にトレースを避けると、ガッツリと填まる。(笑)

だだっ広いところに出ると、前方に横岳が見えてくる。

DSCN2100.jpg

サクサクと足を進めると年配の御夫婦の後ろに着いてしまった。

後ろを歩く奥様らしき女性が、私を先に
行かせてくれる。マイペースの旦那さんの
後ろを歩くことになったのだが、なかなか
ペースを崩さずサックサックと進む。
私はそのペースに落として周りの景色を
楽しみながら進むことになる。
距離を開けずに後ろに着いて進んでいる内に、
アイゼンの紐が緩んでいる事に気が付きトレースを外れてしゃがむ。

すると前を歩いていた旦那さんが振返って「どうした?」と。

へっ? ( ̄▽ ̄;)

私が奥さんじゃないと分かってから
「ばぁーさん、ばぁーさん」と遥か後方にいた奥様に声を掛ける。

悪いことしたかな・・・・w

いや、熊除けの鈴をリンリン鳴らして着いて
いったので(奥様は熊除けの鈴を付けてない)
分かると思ったんだけどなぁ・・・・w

アイゼンの紐をグイッと引き締めて先を急ぎます。

斜面が輝いている。(怖っ

DSCN2107.jpg

正面に赤岳が現われます。

DSCN2108.jpg

ちょっとした樹林帯の中を進んで
『行者小屋』に到着。

と、ここでトラブル!! ポールが引っ掛かってプチ滑落。w

小さい斜面だったのと、フカフカの積雪
した斜面だったので真後ろにひっくり返っただけで・・・・

Σ( ̄□ ̄;)

ポールを手放さなかったので、ポールが
ねじ切れてしまった。(TOT)

○| ̄|_

マジかいなぁ・・・。

この先、このポールを頼りにしていたのに・・・・ (T^T)

DSCN2111.jpg

行者小屋の前に並ぶテーブルの一つに
腰を下ろして、取り合えず位置情報をチェック。

さてぇ~。

ポールを頼りにしていたので、ピッケルは
持って来ていない。
ポール一本だけで心細くなったなぁ・・・。

けど折れてしまったものはしようがない。
形あるもの何れ壊れる、けど、なにもこんな時に・・・

大丈夫。一本あれば、あとは路面を
しっかり見れば大丈夫。
余計な事は考えるの辞めましょう。
こんなに良い天気なんだから。ww

後ろに座っていた年配夫婦が「去年だって
何人か滑落しているしな~。」と会話している。
勘弁してよ・・・・と思いながらも前向きに!!
そう、ポジティブシンキングで行こう♪。(笑)

さぁて、ここからどっちだっけ~?と
ルートを確認しながら
柿ピーをポリポリと頂く。w

画像の中心に赤岳、左から横岳 (2,829m)、
赤岳 (2,899m)、中岳 (2,700m)、阿弥陀岳 (2,805m)

DSCN2115.jpg

絶景かな、これ、絶景かな。w

さてて、重い腰を上げてルートを確認。

DSCN2116.jpg

[地蔵尾根]から上がるのも手だが、
何だかトレースがどこからだ?(笑)

[文三郎尾根]だと赤岳に対して右側だから~と進む。

取り合えず水は背負っているので、
案内板横の水場は帰りに利用させてもらいましょ。

DSCN2117.jpg

踏抜きにもめげず足を上げる。( ̄▽ ̄;)

目の前に聳える赤岳。

DSCN2119.jpg

登れるのか?と少し心配になるが、
まだこの位置で考える事ではないと足を上げる。

なかなか急な斜面で脹脛がパンパン。(笑)

DSCN2122.jpg

良い感じで登って振り返ると、中央に
薄らと蓼科山が顔を出している。

DSCN2124.jpg

先は長いぞ。まだここか。w
ポールをしっかりと刺しながら進むが少し怖い。w

DSCN2125.jpg

前方に一名、なかなか進まない先行者を発見。

DSCN2132.jpg

どうやら、4本アイゼンで来てしまったらしく、
4本では足に負担が掛かって、
足がつった状態が続いているとのこと・・・。

( ̄ー ̄;)


標識の所まで辿り着いて一息。
手前に中岳、奥に阿弥陀岳。

DSCN2134.jpg

積雪面だったので分からなかったが、
山肌に直ぐに砕けるような紅い石が
コロコロと広がっている。
これが赤岳と言われる所以だろうか。

あの上がピーク・・・。まだまだ・・・。

DSCN2137.jpg

権現岳(2715m)が綺麗に見えますねぇ。

DSCN2139.jpg

雪の残った斜面を進まなけれなならない・・・

DSCN2142.jpg

鎖場のようだが残雪で鎖全部が露出していない。
無雪期であれば、鎖を辿って行けば・・・

急な斜面を見て『滑落』の文字が頭を過ぎる。
ポールを片手に、アイゼンが刺さり辛い
積雪面に何度か蹴り込むようにして足場を確保して進む。

( ̄ー ̄;)


進めば進むほど険しくなっていく。

DSCN2143.jpg

足元に集中して登りきる。

DSCN2145.jpg

登りきったところで地蔵尾根の方から
来られた方に、文三郎尾根の様子を
聞かれたので状況を説明すると

「じゃぁ良かった。地蔵尾根は、ここを通るの!?と言うくらい
狭いところがあって、できれば戻りたくないと思っていたんですよ。」と。

ええぇぇ・・・( ̄ー ̄;)

地蔵尾根に向かうのが嫌になってきた私。w

先ずは神様にパンッ!パンッ!

DSCN2152.jpg

一等三角点。(2,899m)

DSCN2159.jpg

下界を見下ろすと行者小屋が小さく見える。

DSCN2161.jpg

一等三角点のある岩に腰を下ろして
余った柿ピーを食べながらボ~っとする。

時間的にはどちらでも問題ない。

ただ『滑落』という文字だけが・・・。w

赤岳頂上山荘に目をやると、そこのトレースでさえ狭い。
左に転んでも、右に転んでもゲームオーバー・・・。

DSCN2148.jpg

まぁ、文三郎尾根からピストンで戻るにしても、
登ってきた斜面をバックで下りるのも可なり厳しい・・・。( ̄ー ̄;)

重い腰を上げて赤岳頂上山荘へ向かう。

DSCN2164.jpg

DSCN2163.jpg

さぁ地蔵の頭に向けて出発です。
狭~っ。( ̄ー ̄;)

DSCN2166.jpg

赤岳展望荘を通過して。

DSCN2167.jpg

DSCN2169.jpg

狭いトレースにビビりながら進んて地蔵の頭に到着。

DSCN2171.jpg

地蔵様から見た赤岳。

DSCN2175.jpg

私のの中では「地蔵」=「優しい」という
イメージだったのだが。
「地蔵」と名が付く尾根にしては、
優しさが感じられないくらいに険しい。w

DSCN2176.jpg

こんなに狭いトレース。
右に転んでも、左に転んでもゲームオーバー。
しかも踏抜きそうだったし。( ̄ー ̄;)

DSCN2177.jpg

首だけ出している地蔵様を発見。
なんだか縁起でもない・・・

DSCN2178.jpg

何とか樹林帯まで突入して
行者小屋へ到着。( ̄▽ ̄)

一息ついて行者小屋からやまのこ村へ向かう。

背後に聳えたつ八ヶ岳連峰。

DSCN2182.jpg

無事に戻ることが出来て満足。( ̄▽ ̄)

akadake.jpg

【お役立ち情報】
・原村 八ヶ岳ライブカメラ
・LCV 八ヶ岳ライブ映像
・決定版!八ヶ岳連峰ライブカメラ
・“長野県茅野市”の天気(weathernews Pinpoint天気検索より)
・八ヶ岳 tenki.jp
・美濃戸高原 やまのこ村
・オーレン小屋 周辺概略地図
・Wikipedia
・Wikipedia

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